MEMBERSHIP | 組織とマネジメントの葛藤
「自分の熱意が社員・部下に伝わりにくい」「言われたことしかやらない」「指示待ち人間が多く、当事者意識を持ってくれない」など、中小企業・零細企業の孤独な経営層やリーダーならば、一度は口にしたことがあるかもしれない。そしてそれを虚しさと共にのみ込んできたことだろう。
例えば、月曜の朝礼でどれだけ素晴らしいビジョンを語っても、社員・部下の顔はどこか冷めている。経営層やリーダーは、文字通り会社を背負い、自身の人生を懸けて戦っていると自負している。
しかし、生活のために働く社員・部下には、見ている景色も抱えている熱量も、絶望的なほどの違いがあるのは当然とも言える。その圧倒的な「温度差」を埋めようと、正論やビジョンを声高に語れば語るほど、現場の心はさらに離れていく。組織とマネジメントの間に横たわるこのパラドックス。私たちはどう乗り越えればいいのだろうか。

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